解説


この小説は、清太シリーズ第一部・『眠れる太陽、静かの海』の番外編として書いてみたものです。
メイン・カップルの小説がないなあ、と思いまして、清太と光樹の話を・・・。
アナログの『眠れる〜』@では、初めて逢ったその日に、光樹が「半同棲している相手がいる」と清太に打ち明け、その了解の上に二人は付き合い始めます。「真人(まひと)」くんは一応、この小説のために考えた仮の名前ですι
2回目の逢瀬では、海に行きますがその時は海辺を歩くだけで、今回の話は3回目以降の逢瀬、ということになります。
もしかしたら、このお話は『眠れる〜』2巻にエピソードの一つとして、使うかもしれません。
一応、読み切りとしても読めるようがんばったつもりですが・・・。
「清太のお部屋」を読んでから、小説のほうを読んでいただければ、より深く味わっていただけるかなぁ、と思っております。



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