解説と思ひ出話
これは少年漫画『聖闘士星矢』(車田正美先生原作)の小説です。 生まれて初めて書いた小説で(’87年頃)、今読むと自分でも赤面したくなる部分もありますが、やはり最初の作品というのは思い出深いものがあるので、載せることにしました。 当時、初めて同人誌というものを作り、勢い勇んでイベントにサークル参加したのですが、売れたのは3,4冊だけで、かなりショックを受けた覚えがあります(苦笑)。 100冊も作ったのに・・・ι 作った本は全部1回のイベントで売り切るものだと思っていたので、その後、次のイベントで売るとか通販を始めるとか、そんなことは全く考えつきませんでした・・・。残った本は引っ越す時に処分してしまって、今思うともったいないことしたなと思います。本は、1冊だけ手元に残っています。 『星矢』をご存知ない方のために少し説明します。 まず、100人の幼い少年達が家族から引き離され、各々違う修行場へと連れて行かれます。そこでは厳しい「師」の元、強くなるために過酷な修行を経験し、14,5歳になると彼らは一堂に集められ、「聖衣(クロス)」を身にまとって戦い合い、最後に残った者だけが真の「聖闘士(セイント)」として認められる、といったお話です。 この「夢瞬夜」の中の瞬はその修行中の身で、10〜11歳くらいの設定です。 アルグとナダはオリジナルのキャラクターで、それぞれ20歳、14歳くらいです。 |